戦争寸前のニジェール:フランス当局者の逮捕で緊張が高まる

マクロン大統領は軍事政権指導者を認めていない – ニジェール軍はフランスが近隣諸国に兵力と装備を増強していると発表
THE GATEWAY PUNDIT Sep. 13, 2023より:

クーデター後のニジェールは、サヘル諸国(マリとブルキナファソはニジェール支援を誓っている)と、ECOWASアフリカの「民主主義」諸国と連携してニジェール領土に軍隊を駐留させる西側諸国であるフランスと米国との間の軍事対決に向かっているようだ。

フランスはニジェールから外交使節団と軍隊の両方を撤退させるという軍事政権の最後通告を無視したが、現在は逮捕を警戒している。

フランス外務省は、フランス当局者が逮捕されたと発表し、軍事政権に対し「即時釈放」を求めた。

AP通信は次のように報じた。
「同省は、プラットフォームX上で、在外フランス人のための参事官で非外交官の選挙で選ばれたポストであるステファン・ジュリアン氏が先週金曜日に逮捕されたと発表し、彼の『即時釈放』を求めた。」

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は同大使に対し、退去命令にもかかわらず、職務に留まるよう命じた。この逮捕により、フランスと旧植民地ニジェールとの間のすでに高い緊張が高まることになる。・・・・

フランスは「彼の即時釈放を求める」と声明で述べた。

フランスは「イスラム過激派と戦う地元軍を支援するため」依然として約1,500人のフランス軍をニジェールに駐留させている。 しかし、クーデター以来、協力は中断されている。

マクロン大統領は、西アフリカの国から軍隊を撤退させるというニジェールの支配者らの要求を拒否した。

ブルームバーグは次のように報じた。
日曜日にインドのニューデリーでG20サミットが閉幕した際、マクロン大統領は、「もし配置転換するとしたら、バズーム大統領の要請があった場合にのみ行うだろう」と、追放されたニジェール指導者に触れながら語った。「我々は反乱者たちの宣言にいかなる正当性も認めない。」

同氏のコメントは、ニジェールに駐留するフランス軍1,500人を9月3日までに国外退去させるよう求める要請をフランスが無視していると与党軍事政権が発表したことを受けたものである。
ニジェールとフランス軍将校は今月初めに会談し、ニジェールからのフランス軍撤退計画について話し合った。と軍事政権報道官が土曜日遅くに語った。アマドゥ・アブドラマン少佐は公共放送テレ・サヘルでの声明で、計画の実施に何の進展も見られていないと述べた。

7月に軍事政権がモハメド・バズーム大統領を追放して以来、マクロン大統領は民主主義回復のために武力行使をするという西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の決定を支持すると述べてきた。

そしてここ数日、軍事政権指導者らはフランスがニアメに対する「軍事介入」を開始する目的で西アフリカの数カ国に「兵力と装備を集めている」と非難した。

以下略