ポーランド首相、ゼレンスキーに「二度とポーランド人を侮辱してはならない」と警告
ポーランドのモラヴィエツキ首相、ワルシャワがこれ以上武器を送らない決定で穀物禁制の確執が激化。
THE GATEWAY PUNDIT Sep. 22, 2023より:
ウクライナと隣国であり支援国であるポーランドとの間の対外関係は崩れ続けている。
ポーランド、スロバキア、ハンガリーをWTOに提訴するというウクライナの決定により関係は悪化し、ワルシャワはキエフへの武器の送付を停止するとの発表につながった。・・・・
注目:ポーランド国内でウクライナに対する雰囲気が悪化する中、ポーランドのティックトーカーたちが、「もっと」「もっと」と要求するゼレンスキーをぶん殴る。
ポーランドではドゥダ大統領が善良な警官を演じ、事態を沈静化させようとしているようだが、モラヴィエツキ首相は衰えることのない激しさで悪徳警官を演じている。
ロイターは次のように報じた。
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ポーランドは先週、ウクライナからの穀物輸入禁止措置を延長することを決定し、昨年2月にロシアがウクライナに侵攻して以来、最も強固な同盟国の一つとみられてきた隣国とキエフの関係が揺らいだ。」
WTO牛肉に加えて、ゼレンスキーは国連総会で穀物輸入を巡る「政治劇」がモスクワを助けていると発言し、近隣諸国をさらに怒らせた。
マテウシュ・モラヴィエツキ首相は選挙集会で「『ゼレンスキー大統領には、最近の国連での演説のようにポーランド人を二度と侮辱しないよう言いたい』と語った。」
10月の議会選挙が迫る中、モラヴィエツキ氏の与党「法と正義」党は、ウクライナに対する政府の「従順な姿勢」に対する野党の批判を払拭したいと考えている。
一方、アンジェイ・ドゥダ大統領は、ポーランドとウクライナの紛争は良好な二国間関係に大きな影響を与えるものではないと述べた。・・・・・
スロバキア、ポーランド、ハンガリーはウクライナの穀物輸入に一方的な制限を課した。 各国は、ウクライナの安価な農産物が自国の農家に損害を与えていると主張している。