ガザの病院が崩壊寸前に。ガザ保健省は、21の病院が機能不全に 陥ると発表
その他の病院も燃料や医薬品が不足していると発表した。
ガザ市とガザ北部の病院は最後の「危機的な時間」を迎えており、燃料不足と「直接的かつ意図的な標的」の結果として完全に機能停止になることが予想されると政府メディア局は述べた。
イスラエルの攻撃開始以来、機能を停止した病院の数は21に達した。
アル・シファ病院周辺での攻撃が激化する中、ガザ最大の医療施設所長ムハンマド・アブ・サルミヤ氏はアルジャジーラに対し、「この日は病院に対する戦争の日だった」と語った。
政府はラファ国境検問所の「緊急、即時、恒久的」な開放を求めたが、これにより病院やさまざまな救援センターに援助物資や医療物資が流れることができる。また、病院が運営を継続し、必要としている数千人に医療サービスを提供できるよう、切望されている燃料の確保も求めた。
同報道局は、ガザ地区で「無防備な」パレスチナ人に対して行われている犯罪について、「われわれはイスラエルの占領と国際社会、特に米国に全面的な責任があると考えている」と付け加えた。
ガザ保健省は、10月7日以降に殺害されたパレスチナ人の数は1万1078人に増加し、その中には少なくとも4506人の子供が含まれていると発表した。