死者数が増加する中、バイデンは、民間人の保護が「重要」とネタニヤフに語る

バイデン、イスラエルが「民間人をハマスから分離」する必要性を強調、ホワイトハウスが発表。
AA.com 18, 12, 2023より:

Joe Biden and Benjamin Netanyahu

ワシントン

ホワイトハウスは木曜、ジョー・バイデン米大統領がベンヤミン・ネタニヤフ首相との電話会談で、包囲されたガザ地区でイスラエルが民間人を保護する「極度の必要性」を強調したと発表した。

ホワイトハウスは声明で、バイデン氏はイスラエルが「定められた敵対地域から人々が安全に移動できる通路などを通じてハマスから民間人を隔離する」必要性を強調したと述べた。

「大統領は、ガザへの人道援助の継続的かつ持続的な流入の重要性を強調した。燃料レベルが必要なニーズを満たすことを保証するという最近のイスラエルの決定を歓迎したが、全体的にさらに多くの支援が緊急に必要であると強調した」と述べた。

さらに「大統領はガザに残る人質に深い懸念を表明した。ハマスのテロリストが拘束している残りの人質へのICRCの立ち入りを許可されなければならないと繰り返した」と付け加えた。

この電話は、イスラエルがハマスの10月7日の国境越え攻撃への報復として沿岸飛び地で戦争を開始して以来、少なくとも1万7177人が死亡したとガザ当局が発表した中で行われた。

ガザで殺害された人々の大部分(約70%)は女性と子供だった。 4万6千人以上が負傷した。

ガザでは推定190万人が避難しており、これは人口の85%に相当する。国連によると、多くの人は食料、水、尊厳のある避難所や衛生施設、医療などの必需品を欠いている。

ヨルダンのアブドラ国王との別の電話会談で、バイデン氏は「ガザ地区の民間人に対する人命救助の人道支援の拡大と持続的な提供を促進するというコミットメントを改めて表明し、この取り組みにおけるヨルダンの重要なパートナーシップに陛下に感謝の意を表した」と述べた。

ホワイトハウスは「大統領とアブドラ国王は、パレスチナ国家の樹立を含む中東における永続的かつ持続可能な平和の条件を整えるために、他の地域パートナーと協力する決意を確認した」と発表した。