ホワイトハウス:イスラエルによる食糧援助活動員殺害で米国の個別調査はなし
ガザ地区での食糧援助活動員殺害について「米国がこの事件に関して独立した調査や別個の調査を行う計画はない」と報道官は言う。
AA.com 05, 04, 2024より:
ガザのデリ・アルバラでWCK所属の車両に対するイスラエルの攻撃の後、米国に本拠を置く国際ボランティア援助団体ワールド・セントラル・キッチン(WCK)で働く職員らの車両が大破し、死亡した。2024年4月2日。
ワシントン
ホワイトハウスは、イスラエルによる今週のガザ地区での食糧援助活動員7人の殺害について、米国は独立した調査を実施する予定はないと述べた。
国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は、この殺害事件に関するウェビナー(ウェッブ・セミナー)で、「米国がこの事件に関して独立した調査や別個の調査を行う計画はない」と述べ、この殺害は広く国際的な怒りを呼んでいる。
同氏は、ジョー・バイデン大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が電話会談で、月曜日に支援団体「ワールド・セントラル・キッチン」のメンバー7人が殺害された事件に対するテルアビブの捜査結果について話し合ったと述べた。
カービーはまた、ホワイトハウスがイスラエルの報告書を精査しており、「時間をかけて慎重に精査するつもりだ」と述べた。同氏はさらに、「我々は数日以内に、その結論とその結論について、イスラエル当局者や人道援助団体と確実に話し合うつもりだ」と付け加えた。
これに先立ち、ワールド・セントラル・キッチンは、イスラエル軍が「ガザでの自らの失敗を信頼性をもって調査できない」として、援助関係者の殺害を調査する独立委員会の創設を要求した。