ガザ戦争に対する米国の姿勢を巡り、またバイデン政権スタッフが辞任

リリー・グリーンバーグ・コールは、自分は「良心に基づいて」米国政府を代表することはできないと述べ、ガザの「悲惨な」政策を非難した。

ALJAZEERA 15, May 2024より:

ジョー・バイデン大統領の民主党支持層の主要な構成員がガザでのイスラエル戦争に関する同大統領の政策に反対しており、11月の再選への期待が危うくなる可能性がある。

ジョー・バイデン米国大統領政権の別のスタッフが、ガザ戦争中のイスラエルへの米国の継続的な支援に抗議して公に辞任したとAP通信が報じた。

米国内務省首席補佐官リリー・グリーンバーグ・コール氏は、辞表の中で「良心的に政権を代表し続ける」ことはできないと書いたとAP通信が水曜日に報じた。

ユダヤ人であるコール氏はまた、イスラエルの存在がなければ「安全なユダヤ人は世界中にいないだろう」と警告したものも含め、10月にガザ戦争が始まって以来バイデン氏が行った発言を非難した。

「彼はユダヤ人をアメリカの戦争機械の顔にしている。 そしてそれは非常に間違っています」と彼女は通信社のインタビューで語った。

10月7日に紛争が始まって以来、元米陸軍将校を含む数人のバイデン政権当局者と任命者が米国のガザ政策をめぐって公に辞任した。

辞任は、ガザ地区での死者数が増加し、イスラエル軍が飛び地でパレスチナ人に対して大量虐殺を行っているとの非難にもかかわらず、バイデン氏のイスラエルへの明確な支持に対して国内で怒りが広がる中で行われた。