英国労働党党首、英国防衛のために核兵器を使用する用意があると明言
「核兵器は防衛の重要な部分であり、当然、核兵器を使用する準備を整えなければならない」とキール・スターマー氏は語る。
ロンドン
労働党党首のキール・スターマー氏は月曜日、英国防衛のため必要であれば核兵器を配備する用意があると宣言した。
ベリーで行われた党のイベントで演説したスターマー氏は、核抑止計画は国家防衛にとって「不可欠」であると強調し、この問題に対する明確な姿勢を示した。
首相になった場合、核兵器の使用を承認するかどうかとの質問に対し、スターマー氏は力強く答えた。
「核抑止力は基本であり、防衛の重要な部分であり、当然、使用する用意ができていなければならない」
キール氏は、そのような行動に訴えざるを得ない具体的な状況について詳細を述べることは控え、首相を目指す者がそのような状況を公に述べるのは「無責任」だと考えた。
「今や首相を目指す者は誰も、核兵器が使用される状況を明らかにすることはないだろう。それは無責任だ」と同氏は述べた。核抑止力が配備される可能性がある状況の機密性についてさらに追及されると、スターマー氏は、そのような詳細は「高度に機密性の高い問題」であると主張した。
スターマー氏は、党内の結束を強めるため、一部のフロントベンチ議員が以前に反対していたにもかかわらず、影の内閣全体が自身の立場を支持すると主張した。