オルバン首相、EU議長職のスローガンに「ヨーロッパを再び偉大に」を選択
THE GATEWAY PUNDIT Jun. 19, 2024より:
EUは、選挙で選ばれた議会、任命された権力者による評議会、多数の委員からなる複雑な権力構造を持つ超国家的な巨大組織です。 トップ3の役職は、現在再選を目指すウルズラ・フォン・デア・ライエン氏が率いるEU委員、退任するベルギー人のシャルル・ミシェル氏が率いる欧州理事会議長、
そして「EU外務・安全保障政策上級代表」、つまり最高外交官で現在はスペイン人のジョセフ・ボレル氏が務める役職です。
それだけでは混乱が足りないなら、EU議長職もあり、これは加盟国の指導者の間で、持ち回りで務めます。
この役職に実質的な権限はほとんどないと一般に理解されていますが、大統領は国家の優先事項をヨーロッパの議題の最優先事項として扱うことができます。
EUグローバリストのリーダーたちは、EUの大敵であるハンガリーにローテーションが降りかかることに少々パニックになっている。
だから、ビクトル・オルバンのポピュリスト政権が、次期大統領選を「ヨーロッパを再び偉大に」というモットーの下で行うと発表したとき、人々は激怒した。・・・・
「2月にオルバン首相はこう述べた。『他国の選挙に介入することはできないが、ドナルド・トランプ大統領に大統領職に復帰してもらい、東ヨーロッパのこの半分で平和を実現してほしいと心から願っている』。これは11月の米国選挙に言及したものだった。
その時でさえ、オルバン首相はハンガリーのEU議長国としての計画を説明するのにトランプ氏の人気のスローガンを借用していた。『ヨーロッパを再び偉大にしよう!』と彼は言った。『あっちはMAGA、こっちはMEGA』」
彼はソーシャルメディアを利用して、EU議会選挙でフランスとドイツで極右が躍進したにもかかわらず、主流政党がEUのトップポストを確保したことに不満を漏らしている。・・・・
ハンガリーのEU議長国としての任務は、経済競争力と成長、防衛産業の促進、より効率的な国境管理、「実力主義」のEU拡大政策、そして「農家重視の農業政策」(別名「グリーン・ニューディール」に別れを告げる)など、いくつかの保守的な議題に焦点を当てることとなる。
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