イラン、レバノン攻撃ならイスラエルに「殲滅」戦争を警告
テヘラン:イランは土曜日、イスラエルがレバノンを攻撃すれば、イランとその地域の同盟国からなる「すべての抵抗戦線」がイスラエルと対峙すると警告した。
ニューヨークのイラン代表団のこの発言は、イスラエルとレバノンのイラン支援のヒズボラ運動を巻き込んだ、より広範な地域戦争への懸念から出たものだ。ガザでの戦争が始まって以来、両陣営はほぼ毎日銃撃戦を繰り広げている。
今月、こうした銃撃戦は双方の好戦的なレトリックとともにエスカレートしている。イスラエル軍はレバノン攻撃の計画が「承認され、検証された」と述べ、ヒズボラは本格的な紛争ではイスラエルは誰一人として逃れられないと反論した。
投稿ソーシャルメディアプラットフォームXで、イラン代表団は「レバノン攻撃の意図に関するシオニスト政権のプロパガンダを心理戦とみなす」と述べた。しかし、「全面的な軍事侵攻に踏み切れば、壊滅的な戦争が起こるだろう。すべての抵抗戦線の全面的な関与を含め、あらゆる選択肢が検討されている」と付け加えた。・・・
ヒズボラによるイスラエル北部への攻撃と並行して、イランが支援するイエメンの反政府勢力は、パレスチナ人との連帯を示す行為として、紅海地域で商船を繰り返し攻撃している。
イランは、この地域の他のグループも支援している。
イランは、米国が支援するイラン国王を倒した1979年の革命以来、イスラエルを承認していない。
4月には、ダマスカスのイラン領事館が空爆で破壊され、革命防衛隊員7人が死亡、そのうち2人が将軍だったことから、地域戦争への懸念も高まった。
イランは4月13日と14日、前例のないドローンとミサイルによるイスラエルへの攻撃で反撃した。・・・