バイデン氏、大統領選からの撤退は検討していない:ホワイトハウス
討論会でのパフォーマンスが振るわなかったため、米大統領選からの撤退圧力が高まっている。
ワシントン
ジョー・バイデン大統領は、先週の討論会でのパフォーマンスの低さを受けて撤退を求める声が上がる中、2024年の大統領選から撤退することを検討していないとホワイトハウスが水曜日に発表した。
報道官のカリーヌ・ジャンピエール氏は、バイデン氏が撤退を検討しているかとの質問に対し、「絶対にありません。陣営からも直接聞いています」と述べた。
バイデン氏が選挙活動を中止した場合に辞任するかどうかの話し合いがあるかとの質問に対し、報道官は「絶対にありません」と答えた。
報道官は、バイデン氏は最近、下院民主党院内総務のハキーム・ジェフリーズ氏、上院多数党院内総務のチャック・シューマー氏、下院議員のジム・クライバーン氏、元下院議長のナンシー・ペロシ氏、上院議員のクリス・クーン氏と「連絡を取っている」と述べた。
大統領は水曜日遅くに20人以上の民主党知事とも会談する予定。
報道によると、火曜日遅く、資金集めのイベントでの発言で、バイデン氏は討論会での自身のパフォーマンスの低さ(一部には失望した)を時差ぼけと移動のしすぎのせいにしたという。・・・・
彼女はバイデン氏は「非常に安定しており、アメリカ国民のために働き続けている」と述べた。
一方、ニューヨーク・タイムズ紙によると、バイデン氏は水曜日の内部会議で「最後まで」選挙戦を続けると主張したと報じられている。
同紙は、電話会議に出席していた2人の人物を引用し、バイデン氏は「民主党が団結すれば必ず勝つから、我々は勝つだろう」と述べたと報じた。「2020年にドナルド・トランプ氏に勝ったように、2024年に再び彼に勝つだろう」。
バイデン氏は、ドナルド・トランプ前大統領との討論会でのパフォーマンスが振るわなかったため、選挙戦から撤退するよう求める圧力が高まっている。
民主党員の中には、バイデン氏の立候補は11月の選挙で党のチャンスを損なうと考えている者もいる。