ガザでの民間人犠牲にもかかわらず、米国はイスラエルへの軍事援助を継続
議会は4月に950億ドルの対外軍事援助パッケージの下でイスラエルへの170億ドルの軍事援助を承認。
米国は、民間人犠牲者の増加と国際法違反にもかかわらず、ガザ地区でのイスラエルの作戦に対する軍事援助を継続している。
テルアビブの最も重要な政治的同盟国であるだけでなく、ワシントンはイスラエル軍への最大の武器供給国であり続けている。・・・・
米国はイスラエルに空路で武器を輸送。
CNNの取材に応じた当局者は、米空軍基地とイスラエルの間で貨物輸送便が発見されたことを否定せず、これらの便は国防総省のイスラエルへの援助が安定的に流れていることを示していると述べた。・・・
イスラエルのハアレツ紙の調査によると、世界中の米軍基地から発着した軍用および民間の貨物輸送便173便が、武器や弾薬をイスラエルに輸送した。
ほとんどの便は、イスラエル南部の都市ベエルシェバ近郊のネバティム空軍基地に着陸した。・・・
輸送物資には、155ミリ砲弾、統合直接攻撃弾誘導キット、爆弾、イスラエルの防空システム用ミサイル、アイアンドーム防衛システム用のドローンと弾薬が含まれていたと言われている。
イスラエルは米国から3100億ドルの援助を受けている。
米国は紛争に関与しているかどうかに関わらず、イスラエルに年間38億ドルの軍事援助を行っている。
外交問題評議会がまとめた最新の記録によると、イスラエルは1948年の建国以来、米国の対外援助を最も多く受け取っており、総額は3100億ドルに上る。
イスラエルによる米国兵器の使用は国際法に違反。
5月の国務省の報告書では、イスラエルがガザで米国提供の兵器を使用したことは、国際人道法に違反する可能性が高いとされている。
しかし、議員らの圧力を受けて大統領が検討した報告書は、最終的な結論を出すには至らず、米国の特定の兵器とイスラエル軍によるガザ地区への個々の攻撃を結び付けなかった。