スターマー新英首相、ウクライナにロシア領内での長距離ストームシャドウミサイル発射を許可したことを否定
THEGATEWAY PUNDIT Jul. 12, 2024:より:
新英首相は、西側防衛同盟75周年を祝うNATO首脳会議への参加で、国際情勢の重大局面へのデビューを果たした。そして、自国政府がウクライナにロシア国内への攻撃にストームシャドウ長距離ミサイルの使用を許可したという噂を直ちに払拭しなければならなかった。
地政学的な難問で英国のリーダーシップを確立しようとしているキール・スターマー氏にとって、これは外交上厄介な瞬間だった。
テレグラフ紙は次のように報じた。「首相がミサイルの使用方法に関する規制を緩和していると示唆したにもかかわらず、ダウニング街は木曜日、長距離ミサイルの配備に関する政府の方針は『変わっていない』と述べた。」
英国政府の公式方針は、キエフにミサイルを発射することをクリミアとウクライナ本土の標的のみに許可することだった。
昨年長距離ミサイルが配備されて以来、彼らはウクライナに対し、ロシア国内の標的を攻撃するためにミサイルを使用することを許可していない。
「気まずい」のは、政策変更を国際メディアが理解したのは首相自身の発言によるものだということだ。
英国の立場は、このような動きは戦争を激化させ、英国をロシアとの紛争に巻き込む恐れがあるとの懸念が当局者によって長い間表明されてきた。 キエフはすぐにこの「誤解」を利用しようとした。
「ワシントンでNATO75周年記念式典で世界の首脳と会談していたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、水曜日の夜、ロシアで戦略巡航ミサイルを使用する許可を得たと発表した。
ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)に投稿し、自分とサー・キールの写真を投稿し、「今朝、ロシア領内の軍事目標に対してストームシャドウミサイルを使用する許可を得たことを知りました。今日、私たちはこの決定の実際の実施について話し合う機会を得ました。」とキャプションを付けた。
このミサイルは今年使われていないと報じられている。
国防筋は、この戦略ミサイルをロシアに発射する許可には「3カ国の承認が必要で、そのうちの1カ国は英国だ」と述べた。
フランスは英国とともにストームシャドウを製造している。
「ウクライナがロシアにストームシャドウを発射するかどうか尋ねられたとき、情報筋は『そんなことは起きない』と付け加えた。