ウクライナ軍がロシアのクルスク地方を占領、数百人の捕虜を捕らえたと報道

THE GATEWAY PUNDIT Aug. 9, 2024より:

ロシアとウクライナの紛争が劇的に激化する中、ウクライナ軍はクルスク地域のロシア領に大きく前進した。同地域では過去4日間激しい戦闘が繰り広げられている。ウクライナのゼレンスキー大統領の顧問によると、ウクライナ軍は約300キロの領土を占領したと伝えられている。しかし、この主張は現時点では未確認である。

ワシントン・ポストより:

クルスク地方のアレクセイ・スミルノフ知事代行のテレグラムチャンネルが公開したこの写真は、ウクライナと国境を接するロシアのクルスク地方のスジャ市で、ウクライナ側による砲撃により被害を受けた家屋を写している。

「ゼレンスキー顧問は、3日間でウクライナ軍が数千人の住む町を通り抜け、数百人の捕虜を捕らえ、ロシアがハンガリーやスロバキアとのエネルギー取引に使用しているガス計量ステーションを占拠したと述べた…

…ウクライナ軍の連隊がインスタグラムに投稿したドローン映像には、クルスクのロシア兵が降伏する様子が映っているとされている。クルスクで戦闘中とみられるウクライナ軍部隊の隊員は、作戦上の秘密が有利だとしてコメントを控えた。

ソーシャルメディアで拡散している別の映像には、ロシア兵数百人を乗せたとされる車列の破壊の様子が映っているようだ。・・・・

ゼレンスキー氏はこの前進を有効活用しようと、現在、バイデン政権に対し、ウクライナ軍がロシア領内の奥深くにある標的に対して長距離弾道ミサイルを使用する許可を与えるよう求めている。ゼレンスキー氏の顧問は、この行動は「ロシアとの交渉に必要な影響力を与えるだろう」と述べた。

状況が進展するにつれ、重要な問題はウラジミール・プーチン大統領がどのように対応するかだ。彼は紛争を激化させるのか、それとも外交的解決を求めるのか。今後数日はロシアの次の動きを決める上で極めて重要となるだろう。