ロシアは、ウクライナ軍との戦闘によりクルスク地域から7万6000人以上の住民が避難したと発表
ロシア非常事態省は、避難者のための一時滞在拠点を8つの地域に60カ所設置したと発表。
モスクワ
ロシア非常事態省は土曜日、ウクライナ軍との戦闘が5日目に入ったクルスク地域から7万6000人以上の住民が避難したと発表した。
同省報道官のアルチョム・シャロフ氏はクルスクでの記者会見で、ウクライナとの国境付近の集落と衝突が続いている地域の住民は仮設住宅に収容されたと述べた。
同報道官は、クルスクを含む8つの地域で、ウクライナ国境地域から避難する人々のための仮設住宅60カ所が整備されたと述べた。
8月5日から6日にかけての夜、ウクライナはクルスク地域での砲撃を激化させた。砲撃に続いて、戦車と装甲車に支援されたウクライナ歩兵がスジャ市付近に侵入した。
当局によると、金曜日遅く、クルスクに隣接するロシアのリペツク地域で大規模なドローン攻撃があり、1人が死亡、軍用飛行場が火災に見舞われ、エネルギーインフラが損壊した。
ロシア国防省は土曜日早朝、クルスク地域での戦闘が継続していると報告し、ロシアの航空機がウクライナの陣地を攻撃し、戦車部隊と交戦したと指摘した。