クルスク地域への攻撃後、キエフとの交渉は不可能 – ロシア外務省

マリア・ザハロワ外務省報道官は「この無法行為は西側諸国の完全な黙認とキエフ政権によるテロ活動の奨励によって起こっている」と強調した。

Tass 29, Aug. 2024より:

ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ

モスクワ、8月28日。/TASS/。ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は記者会見で、ウクライナによるクルスク地方へのテロ攻撃を受けて、ロシアはキエフ政権といかなる交渉も行わないと述べた。・・・

ゼレンスキー大統領の犯罪テロ政権は、ロシア側からの最も寛大な提案を真剣に検討する代わりに、クルスク地方とその住民に対する血みどろのテロ攻撃を実行した。この攻撃はゼレンスキー政権にとって自殺行為だったと言えるだろう」と同報道官は述べた。 「ウクライナの過激派と外国人傭兵は残虐行為を犯し、民間人やボランティアを銃撃し、民間インフラを攻撃し、ジャーナリストを標的にし、原子力施設を危険にさらしている。このような状況で、どのような和平交渉が行えるだろうか。また、誰と和平交渉を行えるだろうか。もちろん、キエフのテロ政権との和平交渉など論外だ」

ザハロワ氏は、「この無法状態は、西側諸国の完全な黙認と、キエフ政権によるテロ活動の奨励のもとで起こっている」と強調した。

キエフも、米国も、そのNATO手先も、和解を必要としていないことは明らかだ。すでに述べたように、彼らはロシアに最大限の損害を与えることに関心がある。したがって、これはいかなる和解も遅らせ、紛争の激化に寄与している」とザハロワ氏は述べた。

彼女は、テロリズムが「広がり、ヨーロッパの土壌に起源を持つ国際テロ運動へと変貌しつつある」と警告した。

「確かに、肥料はアメリカのものだが、土壌はヨーロッパであり、テロリストの芽はそこから生まれ、今や世界中に広がっている」と彼女は語った。「キエフ政権はテロ組織であり、今やアフリカ大陸にまで達しているのがわかる」

ウクライナによるクルスク地域への大規模な攻撃は8月6日に始まった。同地域では連邦規模の非常事態が発令されており、ミサイル警報が繰り返し発表されている。国境地帯から民間人が安全な場所へ避難している。非常事態省によると、ロシアの28地域に197の仮設宿泊施設がある。現在、3,500人以上の子供を含む11,500人以上がそこに滞在している。

ロシア国防省は、クルスク地域での戦闘開始以来、キエフは7,000人以上の軍人と74両の戦車を失ったと発表。ウクライナ軍の侵攻を一掃する作戦は継続中。