G7は米国の「軍事本部」とロシア外相が主張

G7の影響力低下は「止められない」とセルゲイ・ラブロフ外相がモスクワでの演説で発言。

AA.com 02, 09, 2024より:

イスタンブール

ロシア外相は月曜日、主要7カ国(G7)が米国によって「ロシア、中国、イラン、その他の競争国の発展を封じ込める」計画を策定するための「軍事本部」として利用されていると主張した。

モスクワ国立国際関係研究所でのイベントで演説したセルゲイ・ラブロフ外相は、1月の経済圏拡大以前に、購買力平価調整済みの国内総生産でBRICS諸国がG7を上回っていたと述べた。

ロシアの新学期開始を記念して演説したラブロフ外相は、G7諸国が制度改革を遅らせることで国際通貨基金(IMF)と世界貿易機関(WTO)における「支配的な影響力」を維持しようとしていると非難した。

同氏は、G7の影響力の低下は「止められない」と断言し、西側諸国はロシアを「解体」しようとしていると主張した。

「彼らには、ロシアの代わりに、何でも好きなことができる、依存的で衰退しつつある、死にゆく空間が必要だ」と同氏は付け加えた。

「そのために、彼らは約50カ国からなる武装連合を結成し、ロシアを解体しようとしている」と同氏は述べ、西側諸国のメカニズムへの依存を「独立を望むすべての者に対して」排除する必要性を強調した。

「国連憲章の主要原則は国家の主権平等である。国連創設以来のあらゆる紛争の歴史を振り返ると、米国もその同盟国もこの原則を適用した紛争は一つもない。彼らは誰も自分たちと同等とは考えておらず、残念ながら今も誰も同等とは考えていない」と同氏は付け加えた。・・・・