プーチン大統領:ドンバス征服解放の加速がウクライナ戦争の主目的

ウクライナのクルスク侵攻はロシア軍の注意をそらしていない。

THE GATEWAY PUNDIT Sep. 6, 2024より:

プーチン大統領は、ドンバスの征服解放がウクライナにおける「特別軍事作戦」の優先事項であると改めて述べた。

ロシアのプーチン大統領は、ウラジオストクで開かれた東方経済フォーラム国際会議で演説し、ドネツク州とルハンシク州から成るドンバス地方の征服(または解放)がロシア軍の「最優先目標」であると改めて強調した。

プーチン大統領は、キエフがロシア領クルスク攻勢に「かなり大規模でよく訓練された部隊」を派遣したのは間違いだったと述べた。

ニューヨークタイムズは次のように報じた。

「『敵の目的は我々を不安にさせ、部隊をある地域から別の地域へ移動させ、主にドンバスの重要地域での我々の攻勢を阻止することだった』とプーチン大統領は会議で述べた。『それが功を奏したか? 否』。[…]『敵は重要地域で弱体化し、我々の部隊は攻勢作戦を加速させた』[…]『最も重要なのは、我々の攻勢を阻止する行動が起こされていないことだ』と彼は付け加えた。」

ドンバスをめぐる戦いは2014年以来激化しており、ウクライナ戦争3年目を迎えた今、クレムリンは、最も重要な都市のいくつかはまだ征服されていないものの、この地域を自国の領土に加えるという目標にかつてないほど近づいている。・・・・

ゼレンスキーのクルスク侵攻はドネツクにおけるロシアの攻勢を妨げていない。

クルスクでのウクライナの国境越えの冒険の背後には、750マイルの前線の他の部分が崩壊しないという賭けがある。

しかし、クルスク攻勢は東部戦線への圧力を少しも緩和していない。

当初から、プーチンの勝利理論は、消耗戦を繰り広げ、キエフに強力な軍事支援を提供する西側諸国の意欲と能力を凌ぐことができるという考えに基づいていた。