緊張が高まる中、イスラエルはレバノン南部に対して集中的な空爆を開始

レバノンでは先週初めにポケベルの爆発により37人が死亡、数千人が負傷したことに続き、テルアビブは50回以上の空爆を実施。

AA.com, 19, 09, 2024より:

イスラエル軍がレバノンの複数の場所で空爆を開始

ベイルート

イスラエルは、ヒズボラとテルアビブの紛争激化への懸念が高まる中、木曜日、南レバノンのいくつかの町に対して集中的な空爆を実施した。

この緊張は、レバノンで無線機器を狙った2度の爆発で37人が死亡、数千人が負傷したことを受けて高まっている。

アナドル通信の記者は、南レバノンの町で50回以上の空爆があったことを確認した。・・・・

「イスラエルの敵機がビルケト・ジャブール地域に向けてミサイル10発を発射した」と同通信は伝えた。

保健省によると、別の事件では、南レバノンのティルス地区のハンニイエ町を狙ったイスラエルの空爆で4人が負傷した。

同省は、負傷者にはパレスチナ人3人とレバノン人1人が含まれていると指摘した。

一方、ヒズボラは木曜日の夕方の声明で、イスラエル北部のメトゥラにあるイスラエル軍基地をファラクロケットの集中砲火で攻撃したと述べた。

イディオト・アロノトによると、攻撃後、メトゥラ市長は、南レバノンから発射されたロケットにより数件の火災が発生し、家屋に大きな被害が出たと述べた。

別の声明では、レバノンのグループは、イスラエル北部のショメラ大隊の司令部もカチューシャロケットの一斉射撃で攻撃したと述べた。・・・・

イスラエルとヒズボラの間の緊張は、水曜日にレバノン全土の「ICOM」無線機器に影響を及ぼし、25人が死亡、450人が負傷した一連の爆発を受けて、ここ数日で高まっている。

この爆発は、火曜日にポケベルを襲った同様の爆発に続くもので、この爆発では子供2人を含む12人が死亡、2,800人が負傷、300人が重体となっている。

レバノン政府とヒズボラは、ポケベル爆発の責任はイスラエルにあるとし、「深刻な結果」を招くと警告した。・・・・