イスラエル軍のベイルート南部空爆による死者数は14人に増加、ビデオ
イスラエル軍は攻撃でヒズボラのトップ司令官イブラヒム・アキルを標的とし殺害したと主張
ベイルート
レバノン保健省によると、ベイルート南部郊外でイスラエル軍の空爆により少なくとも14人が死亡、66人が負傷した。
同省は声明で、これまでに病院に負傷者66人が搬送され、うち9人が重体だと述べた。
レバノンのベイルート南部郊外へのイスラエル空爆で、少なくとも9人が死亡、うち5人が子供、59人が負傷
イスラエルのミサイル4発がベイルート南部郊外の建物を標的に
ベイルートでの作戦目標はヒズボラの作戦責任者イブラヒム・アキル:イスラエル治安当局者が陸軍ラジオに語る。
国営レバノン国営通信社は、空爆は南部郊外ジャムース地区の住宅ビルの1つにあるアパートを襲ったと伝えた。
救急車と民間防衛隊が現場に急行し、負傷者数人を病院に搬送した。
空爆後、イスラエルの高官はイスラエル軍ラジオに対し、標的はレバノンの組織ヒズボラの最高軍事司令官イブラヒム・アキルだったと語った。
その後、軍はアキルとヒズボラのエリート部隊ラドワン部隊の上級司令官を暗殺したと主張した。
レバノンのナジブ・ミカティ首相は、この襲撃は「イスラエルの敵が人道的、法的、道徳的配慮を一切重視せず、大量虐殺のような行為を行っていることを改めて証明している」と述べた。
現地のアナドル通信特派員によると、イスラエルの空爆はベイルート南部の建物に深刻な被害を与えた。
ヒズボラはこの空爆についてまだコメントしていない。この空爆は、テルアビブによるガザ地区への壊滅的な戦争が始まって以来、イスラエルとの国境を越えた戦争が激化する中で行われた。・・・