9月23日以来、レバノンでのイスラエルの執拗な攻撃で800人以上が死亡
アナドル通信の集計によると、昨年10月以来、レバノンでのイスラエルの空爆で少なくとも1,640人が死亡、8,400人以上が負傷
イスラエルのレバノン空爆が続く
ベイルート
レバノン保健省が発表した数字に基づくアナドル通信の集計によると、9月23日以降レバノンでイスラエルが行っている空爆で、女性や子供を含む少なくとも816人が死亡、2,507人が負傷した。
イスラエル軍は、昨年10月以来1年続いている両国間の国境を越えた戦争の激化を受け、いわゆるヒズボラの標的に対して大規模な空爆を実施した。
アナドル通信がまとめた数字によると、これまでに少なくとも1,640人が死亡、8,408人が負傷した。
イスラエル軍がレバノン各地で空爆を続けていることから、この数字は増加する可能性がある。
ヒズボラとイスラエルは、イスラエルのガザ戦争開始以来、国境を越えた戦闘を繰り広げている。この戦争では、昨年10月7日のハマスによる国境を越えた攻撃を受けて、女性と子供を中心に4万1600人近くが死亡した。
ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ氏は、金曜日、ベイルート南部郊外でイスラエルの攻撃により死亡した。国際社会は、イスラエルのレバノン攻撃により、進行中のガザ紛争がより広範な地域戦争にエスカレートする可能性があると警告している。