イラン、ハニヤ、ナスララ殺害への報復としてイスラエルにミサイル攻撃
攻撃はベイルートでのイスラエルの攻撃でヒズボラ指導者が暗殺されてから数日後に行われた。
テヘラン
イランは、地域の二大ライバル間の緊張が高まる中、イスラエルに向けて数百発の弾道ミサイルを発射した。
攻撃は火曜日の現地時間午後8時15分頃（16時45分GMT）に始まった。イランのメディアによると、これまでに少なくとも400発のミサイルが発射されたという。
イランからのミサイル発射を受け、イスラエル全土でサイレンが鳴り響く
ミサイル発射によりテルアビブなど各地でサイレンが鳴り響く中、軍はイスラエル国民に安全な場所に留まるよう要請
イラン革命防衛隊はイスラエルへのミサイル攻撃を確認
イスラム革命防衛隊（IRCG）は予備声明で、今回の攻撃はハマス指導者イスマイル・ハニヤ、ヒズボラ指導者ハッサン・ナスララ、IRGC司令官アバス・ニルフォロシャンの暗殺に対する報復であると述べた。
ハニヤは先月テヘランで暗殺された。ナスララはニルフォロシャンとともに金曜日にベイルートで暗殺された。
革命防衛隊は、イスラエルがミサイル攻撃に反応すれば、さらなる「壊滅的な攻撃」に直面することになるだろうと警告した。
さらに、攻撃は軍と国防省の支援を受けて実行されたと述べた。イランの国連代表団はその後、ミサイル攻撃は殺害に対する「イランの合法的かつ合理的で正当な対応」であると断言する声明を発表し、この行動は「適切に実行された」と強調した。
イランの首都で8月1日にハニヤ氏が暗殺されて以来、テヘランとテルアビブの間で緊張が高まっている。イランはイスラエルのせいだとし、厳しい対応を誓っていた。
イランからイスラエルに向けて発射された弾道ミサイルがテルアビブ上空で確認された
イスラム革命防衛隊は、攻撃はハマス指導者ハニヤ、ヒズボラ指導者ナスララ、IRGC司令官ニルフォロシャンの暗殺に対する報復であると発表。