イランのミサイル攻撃によりテルアビブ北部で100軒の家屋が被害
ホド・ハシャロン市当局によると、建物の一部は大きな被害を受けており、修復に時間がかかる。
イスラエル北部ホド・ハシャロン市の住宅約100軒がイランのミサイル攻撃で被害を受ける
エルサレム
イスラエル当局は、北部の都市ホド・ハシャロンで火曜日のイランのミサイル攻撃により約100軒の住宅が被害を受けたと発表した。
イスラエルの公共放送KANは水曜日、市当局者の発言として、建物の一部は大きな被害を受けており、修復にはしばらく時間がかかるだろうが、他の数十軒は軽微な被害にとどまっていると述べた。
火曜日遅く、イスラエル軍ラジオは、イランのロケット弾がテルアビブ大都市圏の一部であるホド・ハシャロンにあるネタニヤの広場に落下したことを確認した。
イランは、地域の宿敵2国間の緊張が高まる中、イスラエルに向けて約180発の弾道ミサイルを発射した。
イスラム革命防衛隊(IRGC)は、この攻撃はハマス指導者イスマイル・ハニヤ、ヒズボラ指導者ハッサン・ナスララ、IRGC司令官アバス・ニルフォロシャンの暗殺に対する報復であると述べた。
ハニヤ氏は7月にテヘランで起きた攻撃で死亡し、ナスララ氏とニルフォロシャン氏は先週、レバノンの首都ベイルートで起きた空爆で死亡した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ミサイル攻撃は「大きな過ち」であり、イランは「代償を払うことになる」と述べた。
この攻撃は、イスラエルのガザ地区とレバノンのヒズボラに対する戦争がより大きな地域紛争にエスカレートするのではないかという国際的な懸念が高まる中で起きた。