イラン国会議長、ベイルート中心部でイスラエルによる最も致命的な攻撃の現場を訪問
イラン国会議長モハメド・バゲル・ガリバフ氏が、報道陣に囲まれながら、2024年10月12日にベイルートのバスタ地区を狙ったイスラエルの空爆現場を訪問した。
AFPのカメラマンによると、イランの国会議長モハマド・バゲル・ガリバフ氏は土曜日、ここ数週間で最悪のイスラエルによるベイルート中心部への攻撃の現場を訪れ、イスラエルの「犯罪」を非難した。
ヒズボラに近い情報筋によると、少なくとも22人が死亡した木曜夜の人口密集地バスタ地区の空襲は、イランが支援するレバノンのグループの治安責任者ワフィク・サファ氏を標的にしたものだったという。
しかし、イスラエル軍もヒズボラも、サファ氏が攻撃の標的だったことを認めず、サファ氏の運命についても言及しなかった。
ガリバフ氏はヒズボラ議員2名とともに記者会見し、イスラエルの「犯罪」を非難した。
「国際機関と国連安全保障理事会には(イスラエルを阻止する)能力があるが、残念ながら沈黙を守っている」と同氏は語った。
ガリバフ外相は土曜日早朝、レバノンのナジブ・ミカティ首相と会談し、同首相は同国政府の優先事項は「停戦に向けて取り組むこと」だと伝えたとレバノンの国営通信社(NNA)が伝えた。
首相は金曜日、国連に対し、イスラエルとヒズボラの「即時」停戦を求める決議を可決するよう求めた。
ガリバフ外相はまた、ヒズボラの強力な同盟者であるレバノンのナビ・ベリ外相とも会談し、同日遅くにジュネーブに向かう予定だとベリ外相の事務所とイランの国営通信社IRNAが伝えた。
先週金曜日にレバノンを訪問したイランのアバス・アラグチ外相は、同国はガザとレバノンの両方でイスラエルとの同時停戦に向けた取り組みを支持すると述べた。