ガザの学校を改装した避難所への攻撃で少なくとも28人死亡

ARAB NEWS 17, Oct. 2024より:

イスラエル軍は2024年10月15日、ガザ地区北部ジャバリアのサフタウィ地区を砲撃した。(AFP)

カイロ:ガザ地区北部の避難所に対するイスラエル軍の攻撃で、子供を含む少なくとも28人のパレスチナ人が木曜日に死亡したとガザ保健省当局者が述べた。一方イスラエルは、攻撃は現場にいた数十人の過激派を標的にしたものだとしている。

攻撃で数十人が負傷したと当局者のメドハト・アッバス氏は述べ、「火を消す水はない。何もない。これは虐殺だ」と付け加えた。

「民間人と子供が殺され、火で焼かれている」とアッバス氏は述べた。

イスラエル軍は声明で、攻撃はハマスとイスラム聖戦グループの過激派を標的にしたものだとし、彼らは避難民の避難所として利用されていたジャバリアのアブ・フセイン学校内で活動していた。

攻撃が行われたとき、敷地内には数十人の過激派がいたと述べ、少なくとも12人の氏名を明らかにしたが、ロイターはすぐには確認できなかった。・・・

ハマスは声明で、学校に戦闘員がいるという主張は「嘘に過ぎない」とし、これは「敵の犯罪を正当化するための組織的な政策」だと付け加えた。・・・・

パレスチナメディアが流布したアブ・フセイン学校の映像では、多くの避難民が子供を含む負傷者を救急車に避難させているときに、テントが燃えて煙が出ている様子が映っていたが、ロイターはすぐには確認できなかった。ガザ北部のジャバリアの住民は、イスラエル軍が空から、戦車から、そして建物に爆弾を設置して遠隔操作で爆発させ、住宅群を爆破したと語った。

この地域は過去2週間、イスラエル軍の焦点となっており、同軍はハマス戦闘員が再集結してさらなる攻撃を仕掛けるのを阻止しようとしているとしている。

住民によると、イスラエル軍は飛び地の北端にあるベイト・ハヌーン、ジャバリア、ベイト・ラヒヤをガザ市から事実上隔離し、避難命令に従って3つの町を離れた家族以外は移動を阻止したという。

「私たちは死の覚書を書いた。ジャバリアを離れるつもりはない」と、ある住民はチャットアプリを通じてロイター通信に語った。・・・