テヘランは、イスラエルの戦闘機がイラク上空の米国管理空域を使用してイランを攻撃
軍参謀本部は、米国がイスラエルの「地域を不安定にする犯罪行為」を支援する上で「中心的な役割」を果たしていると非難
テヘラン、イラン
イラン軍は、イスラエルの夜間の空爆による兵士の死者数が2人から4人に増えたと発表し、イスラエルの戦闘機がイラク上空の米国管制空域を使用してイランの軍事施設に長距離ミサイルを発射したと付け加えた。
イラン軍参謀本部は、その後の詳細な声明で、軽量弾頭を備えた長距離ミサイル数発がイラン国境から約100キロ(62マイル)離れた地点から発射されたと指摘した。
これらのミサイルは、イランの首都テヘラン周辺の国境地帯にあるイラム州とフーゼスターン州のレーダーシステムを狙ったものだった。
攻撃は現地時間午前2時30分頃(グリニッジ標準時23時)に始まり、イランの防空システムがテヘラン近郊で多数のミサイルを迎撃し、大きな音が鳴った。
イラン軍は、ミサイルの大半は迎撃されたが、一部は「限定的な被害」をもたらしたと述べた。
声明によると、攻撃による死者はその後2人から4人に増え、全員が陸軍兵士だった。・・・
イラン軍は、同国が「適切な時期に合法かつ正当な行動を取る権利」を主張するとともに、「ガザとレバノンでの永続的な停戦」の必要性も強調した。
彼らは、米国がイスラエルの「地域を不安定にする犯罪行為」を支援する上で「中心的な役割」を果たしていると非難し、「この違法な政権を抑制し、占領政権が作り出した泥沼に米国とその同盟国を巻き込むことを避ける」よう求めた。
ホワイトハウスは土曜日に発表した声明で、イスラエルのイランへの攻撃は両国間の直接の銃撃戦を終わらせるべきだと述べたが、イランが応戦した場合の「結果」について警告した。
イラン外務省はイスラエルの空爆を「国際法違反」と非難し、イランの「自衛権」を主張した。・・・