イラン、イスラエルによる自国領土への攻撃に米国が関与していると非難
アバス・アラグチ外相、イスラエルの航空作戦に航空路を提供しているとして米国を非難。
トルコのハカン・フィダン外相とイランのアバス・アラグチ外相は、トルコのイスタンブールにある外務省代表部での会談後、共同記者会見を行った。
テヘラン、イラン
米国は土曜日のイスラエルによるイラン攻撃に関与したと、テヘランの高官が語った。
「米国は明らかに攻撃に参加した」と、アッバス・アラグチ外相は日曜日のテレビインタビューで語った。
「米国はシオニスト空軍に空中回廊を提供し、米国が送った防衛装備は最近の作戦への関与の一形態とみなされる」と同外相は付け加え、米国の関与は「完全に明らか」だと述べた。
イスラエルの攻撃に対する国際的な反発について、同外相は「シオニスト国家によるこの攻撃的行為に対する世界的な非難のレベルは非常に高かった」と述べた。
イスラエルは土曜日、イランに対して4時間にわたる攻撃を実施したと発表し、テヘランは「シオニスト国家によるテヘランおよび国中のいくつかの地点への攻撃の試み」を撃退することに成功したと述べた。
イラン軍によると、イスラエルの攻撃で兵士4人が死亡した。この攻撃は、10月1日にイランがイスラエルに向けて180発以上のミサイルを発射した後に起きた。イラン政府はこれを、パレスチナの組織ハマスとレバノンのヒズボラの最高指導者の暗殺に対する「報復」と表現した。
イランは以前、イスラエルのいかなる攻撃にも「より厳しい対応」で応じると警告していた。