北朝鮮軍のロシア派遣は世界安全保障への脅威：NATO
これに対応して軍事同盟はインド太平洋諸国との連携を深めると事務総長マーク・ルッテが発言。
NATO事務総長マーク・ルッテ氏は水曜日、北朝鮮軍のロシアへの派遣とウクライナでの戦闘作戦への参加の可能性は世界安全保障に対する大きな脅威だと述べた。
ルッテ氏はXで、同日早朝に韓国の尹錫悦大統領とこの件について協議したと発表し、「我々はインド太平洋諸国との連携を深め、これらの脅威に共に対抗している」と述べた。
同氏は以前、Xの別の投稿で、「北朝鮮軍がヨーロッパの地に駐留していることは、全く間違った理由で歴史的な出来事だ」と述べた。
「これはウクライナ紛争の危険な拡大であり、戦争を激化させ、我々の安全保障が地域的なものではなく、世界的なものであることを示している」と同氏は付け加えた。
韓国国防省は、1万人以上の北朝鮮軍がロシアに派遣されたと述べた。
北朝鮮もロシアもこの疑惑についてコメントしていないが、クレムリンは平壌との関係を構築する権利を主張し、これはロシアの主権の問題だと述べた。