イスラエル首相、レバノンでのポケベル大量爆発の責任を認める

「ポケベル作戦の前に、米国は反対するだろうと言われたが、私は彼らの言うことを聞かなかった」とネタニヤフ首相。

AA.com, 10, 11, 2024より:

Benjamin Netanyahu

エルサレム

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は日曜、約2か月前にレバノンを揺るがしたポケベルの大量爆発事件について初めて責任を認めた。

9月17日と18日、レバノン各地で数千台のポケベルが爆発し、少なくとも26人が死亡、3,200人以上が負傷した。

「防衛当局の高官やその下で働く政治階層の中には、ポケベル作戦や[ヒズボラ指導者ハッサン]ナスララの排除に反対する者がいた」とネタニヤフ首相は日曜の閣議でイスラエルのチャンネル12に引用された。

「ポケベル作戦の前に、米国は反対するだろうと言われたが、私は彼らの言うことを聞かなかった」と同首相は付け加えた。

イスラエルの高官がレバノンでの無線通信機器の大量爆発の責任を公に認めたのはこれが初めてだ。

ナスララは9月27日、ベイルート南部でのイスラエルの空爆で暗殺された。

イスラエルは9月下旬から、レバノンで、イスラエルが「ヒズボラ」であると主張するものに対する大規模な空爆を行っている。ヒズボラの攻撃は、ガザ戦争開始以来1年にわたる国境を越えた戦争の激化を招いている。

レバノン保健当局によると、2023年10月以来、イスラエルの攻撃で3,100人以上が死亡し、13,800人以上が負傷している。

イスラエルは10月1日にレバノン南部への侵攻を開始した。