クレムリン報道官、プーチン大統領とトランプ大統領の電話会談のメディア報道を否定
ドミトリー・ペスコフ氏は、ワシントン・ポスト紙とロイター通信による電話会談に関する報道を「今日、非常に評判の高いメディアによってさえも公表される情報の質の最も顕著な例」と評した
ロシア大統領報道官ドミトリー・ペスコフ氏
モスクワ、11月11日。/TASS/。ロシアのプーチン大統領とドナルド・トランプ次期米大統領の間で電話会談があったとする西側メディアの報道は誤りだと、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は述べた。
「会話はなかった」と同報道官は述べた。「これは全くの虚偽で、全くの作り話だ」とペスコフ報道官は強調した。
同報道官は、ワシントン・ポスト紙とロイター通信による電話会談に関する報道を「今日、時にはかなり評判の高いメディアによってさえも公表される情報の質の最も顕著な例」と評した。
米メディアはこれに先立ち、プーチン大統領とトランプ氏がウクライナ情勢と欧州大陸の平和について話し合ったと主張した。・・・
ワシントン・ポスト紙の編集委員を務めるベテラン米国人ジャーナリストのボブ・ウッドワード氏は、トランプ大統領とプーチン大統領は第45代米国大統領の任期が終了した後も連絡を取り合っていた可能性があると示唆した。しかし、ロシア大統領報道官ドミトリー・ペスコフ氏はこれらの疑惑を否定した。
米首脳とのコミュニケーション
プーチン大統領が最後に米首脳と電話会談したのは2022年2月12日。この電話会談で、プーチン大統領とジョー・バイデン大統領は1時間以上にわたり、ロシアの安全保障とウクライナ情勢について話し合いました。また、モスクワとワシントンの二国間関係についても話し合いました。