ロシアは、トランプ氏がウクライナ和平交渉を開始なら、応じる用意がある

交渉は「現地の現実」に基づく必要があると大使は述べた。
THE GATEWAY PUNDIT Nov. 15, 2024より:

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今や、ロシアの公式筋から、ロシアは、ドナルド・トランプ次期米大統領が主導権を握れば、戦争終結の交渉に応じる用意があるとの情報が浮上した。
この心強いシグナルには但し書きが付く。ジュネーブ駐在のロシア国連大使によると、いかなる協議も「ロシアの前進の現実に基づく」必要があるという。
ロイター通信は次のように報じた。
「トランプ氏は、ウクライナ危機を一夜にして解決すると約束した。 「OK、彼にやってみせましょう。しかし、我々は現実的な人間なので、もちろん、そんなことは絶対に起こらないことは理解しています」と、ジュネーブ駐在のロシア国連大使、ゲンナジー・ガティロフ氏は述べた。
「しかし、彼が政治プロセスを開始するために何かを始めたり、提案したりすれば、それは歓迎です」。
[ガティロフ氏は]、そのような交渉は、彼が「現地の現実」と呼ぶものに基づく必要があると付け加え、・・・・

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、公の場では、モスクワが占領した領土(クリミアを含む)がすべて返還されて初めて平和が訪れると主張している。現時点では、これは妄想的な姿勢だ。
ゼレンスキーの「勝利計画」には、ウクライナのNATO加盟への招待がまだ含まれているが、ロシアはそれを決して認めないだろう。

ゼレンスキー氏は先週ブダペストでEU首脳らに対し、領土を譲歩することは「ウクライナにとって受け入れられず、欧州全体にとって自殺行為だ」と語った。

ガティロフ大使は、トランプ氏の当選は米国との対話の新たな機会を開いたと示唆している。
「『米国の政治エリートは、国内の政治情勢の変化にかかわらず、(ワシントンは)一貫してモスクワ封じ込めの姿勢を追求しており、この傾向は残念ながら根深く、政権交代によってもほとんど変化しない』と同氏は述べた。『(可能かもしれない)唯一の変化は両国間の対話であり、ここ数年間欠けていたものだ』と同氏は付け加えた。」