ロシア、メドベージェフ、氏、事態がエスカレートした場合、NATO基地への攻撃は可能と発言

ロシアがルーマニアとポーランドの軍事拠点を攻撃できるかとの質問に、同氏はこのように答えた。
Tass 28, Nov. 2024より:

ロシア安全保障会議副議長メドベージェフ

モスクワ、11月27日。/TASS/。ロシア安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフ氏は、ロシアに対して西側製の長距離兵器が使用されることで事態がエスカレートした場合、ロシアがNATOの軍事基地を攻撃しなければならないというシナリオを否定しなかった。
「紛争がエスカレートするシナリオで発展した場合、NATO加盟国は事実上この紛争に全面的に関与しているため、何も排除できない」と同氏はアル・アラビーヤ​​とのインタビューで述べた。
同氏は、西側製の長距離ミサイルがロシアに対して引き続き使用される場合、ロシアがルーマニアとポーランドの軍事拠点を攻撃できるかどうかという質問に対する回答として、この発言を行った。

西側諸国は、自分たちがウクライナ側で戦っていることを認識しなければならない」とメドベージェフ氏は続けた。「一方、彼らは武器を輸送し、資金を提供するだけで戦っているのではない。彼らはロシア領土に標的を提供し、アメリカとヨーロッパのミサイルをコントロールしているため、直接戦っている。彼らはロシア連邦と共に戦っているのだ。」そして、もしこれが事実なら、何も排除できない」と政治家は述べた。
メドベージェフ氏は「最も困難で悲しいシナリオでさえあり得る」と説明した。
「我々はそのようなシナリオを望んでいない。我々は皆、繰り返しそう言ってきた」と安全保障会議副議長は強調した。「我々は平和を望んでいるが、この平和はロシアの利益を全面的に考慮しなければならない」。

11月19日、ウクライナは米国製のATACMSと英国製のストームシャドウ長距離ミサイルを使用して、クルスク州とブリャンスク州の標的を攻撃した。これに対し、ロシアはオレシュニク中距離弾道ミサイルを使用してウクライナの軍産複合体企業を共同攻撃した。ロシア国防省によると、過去数日間にウクライナ軍は西側諸国製の長距離ミサイルを使用してさらに数回の攻撃を行った。