イスラエルの戦闘機がベイルート上空を飛行し、停戦にもかかわらずレバノン南部を攻撃
イスラエルはオダイセでも建物を爆破。
AA.com, 07, 12, 2024より:
イスラエルの戦闘機が金曜日、ベイルート上空を飛行し、レバノン南部の標的を攻撃した。これは不安定な停戦に対する最新の違反行為である。
レバノン国営通信社(NNA)は、イスラエルのドローンがベイルート南部郊外の上空を低空飛行したと伝えた。
また、イスラエルの戦闘機がレバノン南部ナバティエ地区のヨフモル・アル・チャキーフとザウタル・アル・シャルキーヤの町の間のリタニ川付近の地域を攻撃したとも伝えた。
同じくレバノン南部のマルジャユン地区では、イスラエルがオダイセ町の建物をさらに爆破した。
新たな違反により、金曜日の違反は合計14件となり、11月27日の停戦発効以降の侵入は合計155件となった。
イスラエルは事実上の国境であるブルーラインの南から段階的に軍を撤退させる必要があり、レバノン軍は停戦条件に基づき60日以内に南レバノンに展開することになっている。
合意の実施は米国とフランスが監督することになっているが、執行メカニズムの詳細は不明のままである。
イスラエルのレバノン攻撃により4,000人以上が死亡、16,500人以上が負傷した。レバノン保健当局によると、2023年10月以降、100万人以上が避難を余儀なくされている。