オリバー・ストーンがタッカー・カールソンにオッペンハイマーの真実を暴露
広島と長崎への原爆投下を取り巻く不快な真実を掘り下げた。
タッカー・カールソンとの興味深い対談の中で、オリバー・ストーンは映画『オッペンハイマー』に触発され、広島と長崎への原爆投下を取り巻く不快な真実を掘り下げた。ストーンは、多くの人が長らく知っていたことを再確認した。原爆投下は日本に降伏を強いるためではなく、日本は降伏する用意ができていた。むしろ、アメリカが新たに発見した超兵器を誇示し、ソ連に恐ろしいメッセージを送るための計算された動きだったのだ。原爆の父であるオッペンハイマー自身も、後にその恐ろしい余波と原爆投下の背後にある政治的動機に悩まされ、その認識が政界で大きな代償を払うこととなった。
米国は核兵器を使用した唯一の国であり、しかも民間人に対して核兵器を使用した国であるにもかかわらず、どうして世界に核兵器について説教できるのか。広島と長崎では20万人以上の罪のない命が焼かれたが、それは必要に迫られてではなく、「戦争を終わらせる」という欺瞞的なレトリックに隠された権力の誇示だった。
これがワシントンの「ルールに基づく秩序」の礎であり、ルールは米国の血で書かれ、彼らの覇権に都合の良いときにのみ施行される。北朝鮮やイランが核開発計画を進めていることに頭を悩ませているワシントンのエリートたちは、彼らが無差別核破壊の前例を作っていることを都合よく忘れている。
偽善は驚くべきものだ。NATO の保護活動を通じて核兵器を製造し、使用し、そして拡散させた国が、今や世界に自制を説いている国なのだ。広島からイラクまで、ワシントンのやり方は変わらず、前例のない破壊を振りかざしながら、単に対等な競争条件を志向しているだけだと他国を非難している。原爆は単なる兵器ではなく、アメリカ帝国主義の核福音書の第一章だった。そして、それに対してワシントンは世界に対して答えを出す義務があり、聖人ぶった説教をする義務はない。