ロシア大使、トルコストリームガスパイプライン攻撃の背後に米国と英国ありと発言
「覚えておくべきことは、2022年9月のノルドストリームパイプラインへのテロ攻撃に関する公平な国際調査の開始を阻止しているのはこの2カ国だ」とヴァシリー・ネベンジャ氏は述べた。
Tass 17, Jan. 2025より:
国連、1月17日。/TASS/。
ロシアの国連常駐代表ヴァシリー・ネベンジャは、トルコストリームパイプラインにガスを供給するロシア南部の圧縮ステーションが米国と英国の仄めかしにより攻撃されたとモスクワが信じる十分な理由があると述べた。
「1月11日のクラスノダール地方のトルコストリームパイプラインの圧縮ステーションへの攻撃は、キエフ政権が実行した一連の攻撃の中でも際立っている。その直前、ウクライナの大統領がウクライナ経由でヨーロッパにガスを輸送する契約の延長を拒否していたことを指摘したい」とネベンジャ氏はウクライナに関する国連安全保障理事会の会合で述べた。
「トルコストリームのインフラへの攻撃は、EUを米国からの高価な液化天然ガスに巻き込ませることに関心のあるワシントンとロンドンからの仄めかしに基づいて行われたと信じるに足る理由がある。覚えておくべきことは、2022年9月のノルドストリームパイプラインへのテロ攻撃に関する公平な国際調査の開始を阻止しているのはこの2カ国だということ。結論はいわば明白だ」とロシア特使は付け加えた。
ロシア国防省は先に、キエフがトルコストリームパイプライン経由のガス供給を妨害するため、ロシア南部クラスノダール地方の圧縮ステーションに9機のドローンで攻撃を実施したと報告した。しかし、圧縮ステーションは引き続き通常通り稼働している。