ワルシャワ(ポーランド)とブダペスト(ハンガリー)の対立が激化

2025年1月27日

超リベラルなポーランド首相トゥスクがハンガリーのオルバーンを脅迫し、「プーチンのチームメイト」と呼び、()(トゥスクは)「ジョージ・ソロスのエージェント」と呼ばれる。
THE GATEWAY PUNDIT Jan. 27, 2025より：

ポーランドとハンガリーの二国間関係は悪化の一途をたどっている。
昨年のEU議長国を終える前に、ハンガリーの首相で保守派の代表であるヴィクトル・オルバン氏は、ドナルド・トゥスク首相率いるポーランドの現在の「自由主義的、欧州狂信的、グローバリスト」は、以前の保守派政権に取って代わるためにEUによって「就任」したと述べ、現在、ブリュッセルの体制側が彼を交代させようとしていると警告した。
1月にポーランドがハンガリーの後を継いでEU議長国となったとき、ポーランドはハンガリーを外交的に侮辱するためにわざわざハンガリー大使を招き入れなかった。詳細は「ポーランドのグローバリスト的、自由主義的トゥスク政権がハンガリー大使を招き入れず、ワルシャワがEU議長国に就任する番を記念した祝賀舞踏会にオルバン首相は「歓迎されない」と発言」で読むことができる。
それ以来、ウクライナが自国領土全域でのロシア産ガスの供給を遮断し、ハンガリーだけでなくスロバキアでもエネルギー危機を引き起こし、危機をさらに悪化させる要因が生じた。
オルバン首相は、エネルギー問題が解決されない限り、ロシアに対する数百のEU制裁の更新を阻止すると脅している。そもそもハンガリー経済はこれらの制裁によって大きな打撃を受けているからだ。
現在、自称EUの「執行者」であるポーランドのトゥスク首相は、オルバン首相は「まるでロシア側にいるかのように」扱われ、その結果「報い」を受けるだろうと警告し、攻撃的な姿勢を見せている。

RTは次のように報じた。
「EUは2022年2月にウクライナ紛争が激化して以来、ロシアに対して15回にわたる経済制裁を課し、モスクワの国家資産を凍結し、EUとロシア間のほぼすべての貿易とエネルギーのつながりを断ち切った。これらの制裁は、EU加盟27カ国すべての全会一致の同意を得て6か月ごとに更新する必要があり、次の期限は1月31日である。」
しかしオルバン首相は、キエフがロシアのガスプロムとの輸送協定を継続し、ロシアの天然ガスが自国を経由してEUに流入することを許可しない限り、この更新に「ブレーキをかける」と脅している。
トゥスク首相が激怒するには、それだけで十分だ。
「『もしビクトル・オルバン首相が戦争の重要な時期に欧州の制裁を本当に阻止すれば、欧州の安全と未来を賭けたこの大勝負で、彼が我々のチームではなく、ロシアのウラジミール・プーチン大統領のチームでプレーしていることが、完全に明らかになるだろう』とトゥスク首相は土曜日のXへの投稿で書いた。『この事実がもたらすあらゆる結果とともに』」

ハンガリー側からの反応も同様に厳しいものだった。
「『ソロスの代理人には理解しにくいかもしれないが、チームに関しては我々はハンガリーチームのためにプレーしている』とハンガリーのペーター・シーヤルト外相はフェイスブックで反応し、トゥスク大統領が億万長者の自由主義金融家ジョージ・ソロスの言いなりになっていると非難した。
『我々は他国の戦争の代償を払い続けたくはない。我々にとってハンガリーは最優先なので、誰にも我々のエネルギー供給の安全を脅かすことを許さない』とシーヤルト外相は付け加えた。