ドイツ主流保守派CDUが右派AfDとともに緊急移民法案に賛成票を投じる

退任するショルツ首相と失敗に終わった緑の党は激怒。
THE GATEWAY PUNDIT Jan. 30, 2025より:

欧州の右派政党が世論調査で猛烈に勢いを増しているため、「主流」政党(別名グローバリスト)は、自分たちが「極右」とみなす政治勢力を「ファイアウォール」で封鎖せざるを得ない。
フランスではマリーヌ・ル・ペンのRNに対して、オランダではヘルト・ウィルダースに対して、オーストリアではヘルベルト・キクルに対して、ファイアウォールは至る所にある。
そしてもちろん、ドイツでもまったく同じ戦術が使われている。最大の「悪者」であるドイツのための選択肢(AfD)に対してだ。
今、2月の選挙を前に、ドイツの右派に対する「防疫線」が崩壊したというニュースが流れている。
昨日(29日)、移民政策をめぐる採決後、ドイツ議会はヤジと非難の応酬で大混乱に陥った。

現在の自殺行為的な移民政策に対する有権者の拒否は、2月の選挙では無視できない事実だ。

BBCは次のように報じた。
「国境と難民の規制強化を求める拘束力のない動議が、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持を得て可決された。激しい議論が繰り広げられたこの会議では、さまざまな政党の政治家が互いに批判と非難を浴びせ合った。この計画を提出した保守派キリスト教民主同盟(CDU)のフリードリヒ・メルツ党首は、自分の行動は「必要だった」と弁明した。しかし、オーラフ・ショルツ首相は、この動きを「許されない過ち」と非難した。
メルツ首相は今、金曜日に、移民数と家族再会権の抑制を目的とした実際の法案を提出する予定だ。これもAfDの支援を受ける可能性がある。」
政策の変更は2月の投票前には実施されないだろう。

メルツ氏は、歴史的にAfDの旗印となっている反移民票を活用したいと考えている。

CDUのリーダーであるメルツは、選挙活動に全力を尽くし、連邦議会で「間違った人々が支持している」からといって政策が間違っているわけではないと語った。
では、メルツは「悪い人々」が常識的な移民政策に投票し、「良い人々」がドイツ人の強姦や殺人を促進する自殺的な政策に投票していると私たちに信じさせようとしているのだろうか?
少なくともメルツは、これらのいわゆる「良い人々」に次のように語りかけている。
「『あと何人の子供がこのような暴力行為の犠牲者になれば、公共の安全と秩序に対する脅威があると考えるようになるのか?』と彼は尋ねた。」

移民によるナイフによる襲撃が増加している。

失敗した左派のショルツ首相はメルツ氏の行動を非難し、「我々は極右とは共通の目的を持っていない」と述べた。
しかし、不法移民による一連の殺人事件は、かつてないほどドイツ社会を動員している。ショルツ氏の反対は当たらない。
今週の最新世論調査では、保守派キリスト教民主同盟(CDU)の支持率が28%に数パーセント低下し、一方AfDはわずかに上昇して20%となった。
AfDのアリス・ヴァイデル党首は、ファイアウォールは「反民主的なカルテル協定」に等しいと述べ、今後数年間で崩壊すると予測している。」

「ファイアウォール」の終焉? ドイツの主流派「保守派」メルツ、ナイフ攻撃の波を受けて緊急移民法案でCDUからアリス・ヴァイデルのAfDに賛成票を投じる