ロシア、国連安全保障理事会での米国の決議をウクライナ問題解決の「出発点」と称賛
ロシアの国連常駐代表ワシリー・ネベンジャ氏はまた、ウクライナ危機解決に向けた米ロ間の継続的な取り組みを妨げないよう強く求めた
Tass, 25 FEB, 08:44より:
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国連、2月25日。/TASS/。
ロシアは、国連安全保障理事会で採択されたウクライナ紛争に関する米国起草の決議を、危機を平和的に解決するためのさらなる取り組みの出発点とみなしていると、同国の国連常駐代表、ワシリー・ネベンジャ氏は述べた。
「今回採択された文書は理想的ではないが、実際には、紛争を激化させるのではなく、平和への道について語る、建設的で未来志向の安保理の成果を採択する最初の試みである。<…> 我々は、採択された文書を、ウクライナ危機を平和的に解決するためのさらなる努力の出発点にすぎないとみている。欧州と国際安全保障問題に関する世界の主要国間の建設的な協力が回復されない限り、これらの努力は成功しないだろう」と、同氏は決議採決後の演説で述べた。
同外交官はまた、ウクライナ危機解決に向けた米ロの継続的な努力を妨げないよう求めた。「誘惑されてはならない。キエフ政権とその欧州支援国に代表される戦争勢力は、決して諦めていない。そして、今日の米国決議を腐敗させ、歪曲しようとする試みは、このことを明らかに示している。我々は、ウクライナで持続可能な平和を実現したいと心から願うすべての人に、遅れてきたキエフのギャング団のリーダーとその操り人形に米国の努力を邪魔させないよう強く求める」と、同氏は結論付けた。