欧州首脳、ウクライナでの戦争継続を決定

ブダペスト、3月3日。/TASS/。
ロンドンで行われた欧州各国首脳会議の結果は、ウクライナでの紛争継続とウクライナ自体への圧力を決定したため危険だと、ハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相は述べた。
「欧州首脳は本日(3月2日 – TASS)、ロンドンで平和を選択するのではなく戦争を継続することを決定した。ウクライナは戦争を継続しなければならないと決定した。これは悪いことであり、危険であり、誤りである。ハンガリーは平和の側に留まる」とオルバーンは自身のXページに書いた。
ハンガリーの首相は、キエフへの軍事支援の継続が議論された日曜日のロンドンでの首脳会談に招待されなかった。ペーター・シーヤルト外相は、敵対行為の継続を支持する側だけがそこで会合する予定であるため、ハンガリーはそこへ行かないと述べた。同外相によると、ハンガリーは逆に、ウクライナ紛争の平和的解決につながるはずのロシアと米国の交渉を支持しているという。
ロンドンでの会合には、ドイツ、デンマーク、スペイン、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ルーマニア、フィンランド、フランス、チェコ共和国、スウェーデンの首脳のほか、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長、欧州理事会のアントニオ・コスタ議長、NATO事務総長のマーク・ルッテが出席した。カナダのジャスティン・トルドー首相とウラジミール・ゼレンスキーも首脳会談に招待された。
英国のキール・スターマー首相は会合後、欧州諸国は紛争終結後もウクライナへの軍事物資供給を確保する計画を策定するつもりであると述べた。一方、フォンデアライエン氏は、ウクライナを「潜在的な侵略者にとって消化できない鋼鉄のヤマアラシに変える」ために、同国への軍事援助を継続することを提案した。