オルバン首相、軍事費の狂乱とキエフの戦争を支持する決定は「ヨーロッパを破滅させる」

THE GATEWAY PUNDIT Mar. 7, 2025 12:45 pmより:

ドナルド・J・トランプ米大統領が、ヨーロッパは自らの安全保障にもっと責任を持たなければならないと述べたとき、それは確かにヨーロッパが自らをよりよく武装しなければならないことを意味した。
しかしそれはまた、防衛分野で賢明な決定を下す責任を負わなければならないことも意味する。
呆然として、持っていないものを軍備増強に費やしながら、同時にヨーロッパとロシアの大きな、そして不必要な対立の火に油を注ぐのは、控えめに言っても無責任だ。
保守党のチャンピオンであり、EU体制の天敵であるヴィクトル・オルバン首相が警告したのは、まさにそのことだ。
ロイター通信は次のように報じた。
「米国の財政支援がもはや保証されていないため、EUはウクライナの軍事活動に資金を提供する余裕はない、とハンガリーのビクトル・オルバン首相は金曜日、EU26カ国の首脳がハンガリー抜きでウクライナへの支援を表明する声明に署名したことを受けて述べた。

オルバン氏はゼ​​レンスキー氏の魔法にかかっていない唯一のEU指導者だ。


昨日、EU首脳らは防衛サミットのためブリュッセルに集まり、引き続き「ウクライナを支持する」姿勢を保ちながら、防衛費を大幅に増額する計画を進めた。
「しかし、戦争開始以来ウクライナへの武器供与を拒否し、モスクワと緊密な関係を維持してきたオルバン氏は、戦争を長引かせるのではなく、ヨーロッパはトランプ大統領の和平交渉を支持すべきだと述べた。
オルバン氏は、EUがウクライナの戦争資金を調達しつつ自国の防衛費も引き上げようとしていることは「ヨーロッパを破滅させる」と警告した。
「『もし今米国が(戦争資金を)やめたら、他の26加盟国になぜこの戦争を終わらせるチャンスがあるというのか?』とオルバン氏は国営ラジオで語った。『今日、私は拒否権を発動したようだ。しかし数週間以内に彼らは戻ってきて、これらの目的のための資金がないことが判明するだろう』」

オルバーン氏はハンガリー国民に対し、ウクライナのEU加盟を承認するかどうかを尋ねる予定だ。

オルバン首相は、こうした対立を呼ぶ問題ではいつもやっているように、ウクライナへの武器供与を支持するEU首脳の共同声明を阻止した後、記者団に対し、ハンガリーはキエフのEU加盟に対する支持を国民に問う世論調査を行うと語った。
ポリティコは次のように報じた。
「ハンガリー国民は、ウクライナの欧州連合加盟を望むかどうかについて発言権を持つことになる、とオルバーン首相は金曜日早朝に述べた。ただし、投票は拘束力がなく、キエフに不利な結果になることはほぼ確実だ。
[…] 「我々は国民協議制度と呼ばれる制度を持っており、国民の意見を定期的に収集している。だから今回も同じ制度を使うつもりだ」と首相は述べた。
オルバーン政権は2010年以来、移民からLGBTQ+の権利まで、さまざまな問題について10回以上の国民協議制度と呼ばれる制度を開始している。」
郵送キャンペーンでは、投票年齢のハンガリー国民に手紙を送り、質問を提示して回答のリストから選択するよう求める。結果には法的拘束力はない。