モスクワ、第2回露米正常化会議をイスタンブールで開催すると発表

ロシアと米国の国交正常化協議のフォローアップ会合の準備が進められているとセルゲイ・ラブロフ外相が語る
AA.com, 01.04.2025より:

ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフ

ロシアは火曜日、国交正常化に関する米国との2回目の会談をイスタンブールで開催する予定であると発表した。
モスクワでの記者会見で、セルゲイ・ラブロフ外相は会談の正確な日時は明らかにしなかったが、ウクライナ問題をめぐる米国との協議の進捗状況について、自身とアンドレイ・ベロウソフ国防相に報告を求めたウラジーミル・プーチン大統領の指図を射示した。
ラブロフ外相は、ロシアと米国が現在、ウクライナ紛争の解決(現在はエネルギーインフラを狙った攻撃の一時停止に取り組んでいる)と黒海穀物イニシアチブの復活、そして二国間関係における「刺激物」の除去という3つの問題に焦点を当てていることを強調した。
ラブロフ外相によれば、これらの「刺激物」はワシントンのロシア大使館とモスクワの米国大使館の機能を著しく妨げているという。
「イスタンブールで会合が開かれ、現在2回目の会合が準備されている。その間、電話やビデオ会議を通じてコミュニケーションが続けられている」と彼は語った。・・・
ラブロフ外相によると、ベロウソフ国防相は、プーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領が3月18日に電話会談した後にロシアとウクライナが宣言したエネルギーインフラへの攻撃一時停止をウクライナが違反したことを確認する事実をロシア安全保障理事会に提出した。・・・
それにもかかわらず、ロシアは合意を全面的に遵守しており、ロシア側から攻撃禁止を解除する命令は出されていないと彼は述べた。
「覚えていらっしゃるかもしれませんが、彼(プーチン大統領)は、(モラトリアムが宣言された)その瞬間に7機のドローンがウクライナの目標に向かっていたが、我々の防空システムと上空をパトロールしていた航空機によって破壊されたと述べました。それ以来、我々はこの合意を100%遵守しています」と彼は述べた。・・・・