米国はロシアでのヴィトコフ氏との会談をウクライナ情勢解決に向けた一歩と見ている-WH

ホワイトハウス報道官のキャロライン・リービット氏は、これらの接触について追加の詳細を明らかにしなかった。
Tass, 12 APR, 03:11より:

米国のスティーブ・ウィトコフ特使とロシアのウラジーミル・プーチン大統領

ワシントン発、4月11日 /TASS/
ホワイトハウス報道官のキャロライン・リービット氏は記者団に対し、スティーブ・ウィトコフ米大統領特使のロシア訪問とロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談は、ウクライナにおける停戦と最終的な解決に向けた新たな一歩だとワシントン政権は考えていると述べた。
「ウィトコフ氏がロシアを訪問したのは、クレムリンおよびウラジーミル・プーチン大統領と直接連絡を取るためであることを確認した。これは、ロシアとウクライナにおける停戦と最終的な和平合意に向けた交渉プロセスにおける新たな一歩である」と述べた。報道官はこれらの接触についてこれ以上の詳細は明らかにしなかった。「これらの交渉は継続中であるため、私は当然のことながら、(ドナルド・トランプ)大統領やそのチームに先んじて行動するつもりはない」とリービット報道官は指摘した。
「大統領は、この紛争の双方に常に不満を抱いており、この戦闘を見守り、戦争を終わらせたいと強く望んでいることは明らかだ」と、リービット報道官は強調した。 「我々は和平交渉において優位性を持っていると信じており、その優位性を活用するつもりだ」とリーヴィット報道官は付け加えた。「大統領はこの交渉を最後までやり遂げる決意だ」と、同報道官はウクライナ情勢について強調した。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は金曜日、プーチン大統領とヴィトコフ外相がサンクトペテルブルクの大統領図書館で会談を開始したと記者団に語った。ペスコフ報道官によると、「ウクライナ情勢の様々な側面」が話し合われているという。クレムリンは、この会談が「ロシアの立場の主要な要素、ロシアの主要な懸念」をトランプ大統領に伝える機会となることを期待している。