ヴァンス副大統領：「欧州は米国の『永久的な安全保障上の従属国』であり続けることはできない」
THE GATEWAY PUNDIT Apr. 15, 2025 9:00 amより：
J・D・ヴァンス副大統領は、欧州メディアとの初の主要インタビューで、欧州は米国の「永久的な安全保障上の従属国」であり続けるべきではないと断言し、第二次世界大戦後の永続的な安全保障枠組みはもはや米国と欧州のどちらの利益にもかなわないと主張した。
月曜日に英国メディア「アンハード」のインタビューで行われたヴァンス副大統領の発言は、ロシア・ウクライナ戦争をめぐる激しい対立や、加盟国のNATO拠出金をめぐる紛争など、米国と欧州の政治的摩擦が激化する中で行われた。
ヴァンス副大統領は、欧州の長年にわたる安全保障への取り組みに不満を表明し、安全保障は一貫して軽視されてきた優先事項であると述べた。
「率直に言うのは恥ずかしいが、これは事実だ。私の生涯を通じて、欧州の安全保障インフラ全体が米国によって補助されてきたのだ。」
ヴァンス氏は、現時点で真に自立した軍隊を維持しているのは、英国、フランス、ポーランドの3カ国だけだと指摘した。「多くの点で、これらは例外であり、規則を証明している。欧州の指導者たちは防衛への投資を根本的に不足させており、これは変えなければならない」
ヴァンス氏の発言は、ドナルド・トランプ大統領政権が欧州各国の首都に対し、防衛面でアメリカの軍事力に大きく依存していると批判し、執拗に圧力をかけていることを改めて浮き彫りにするものだ。
トランプ大統領はNATO加盟国に対し、国防費をGDPの5%に引き上げるよう求めている。これは、同盟国の現在の基準である2%から大幅に引き上げられるものであり、今夏ハーグで開催されるNATO首脳会議で引き上げられると予想されている。・・・・