トランプ大統領がパレスチナ国家を承認し、中東の勢力バランスを根本的に変えるとの予測を受け、噂が渦巻く
THE GATEWAY PUNDIT May. 10, 2025 5:00 pmより：
ドナルド・トランプ大統領は、中東歴訪中にパレスチナを独立国家として正式に承認する可能性はあるだろうか？アラブメディア界では、大統領が海外でどこまで踏み込むのかをめぐり、活発な議論が巻き起こる中、一部のアナリストはそう予測している。・・・・
イスラエルのヘブライ語メディアは木曜日、「米国大統領はネタニヤフ首相に失望している」と報じた。ネタニヤフ首相が、元国家安全保障問題担当大統領補佐官マイク・ウォルツ氏に対し、イスラエルによるイランへの全面軍事行動への承認を迫ったことを受けてのことだ。
ワシントン・ポスト紙はまた、3月にホワイトハウスで行われたトランプ大統領とネタニヤフ首相の会談を前に、ウォルツ氏は「イランに対する軍事的選択肢についてネタニヤフ首相と緊密に調整していた」と報じたが、トランプ大統領はこれに反対していた。
ある情報筋は、ウォルツ氏は「米国が外交的解決を試みなかったため、トランプ大統領が納得できない方向に米国の政策を導こうとしていた。・・・その話がトランプ大統領に伝わり、大統領はそれに不満を抱いた」と述べた。
そのため、トランプ大統領がこの機会を利用して、条件付きではあるもののパレスチナを正統な国家とみなす国連加盟147カ国に加わるのではないかと、多くの人が疑問を抱いている。
これに最も近い報道は、アメリカに拠点を置く中東専門ニュースメディア「メディア・ライン」の匿名の取材に応じた匿名の「湾岸外交筋」からのもので、この結果は自信を持って予測できると述べている。
「ドナルド・トランプ大統領は、パレスチナ国家とアメリカによる承認、そしてハマスが存在しないパレスチナ国家の樹立に関する宣言を発表するだろう」と、同氏は金曜夜に発表された記事で述べた。
「アメリカがパレスチナ国家を承認すると発表されれば、それは中東の勢力均衡を変える最も重要な宣言となり、より多くの国々がアブラハム合意に参加することになるだろう」
他の情報筋はこれに異論を唱えた。匿名の情報筋は、米国がパレスチナ国家を承認すると予測したが、元湾岸外交官は公式に発表することを希望した。・・・・