スロバキアのフィツォ首相、西側諸国の平和への偽善を痛烈に批判:彼らは終わりなき戦争を望んでいる

SPUTNIK May, 11 2025より:

ウラジーミル・プーチン大統領は土曜夜、ロシアとウクライナが5月15日にイスタンブールで、いかなる前提条件も付さない直接交渉を再開することを示唆した。
ロベルト・フィツォ首相は、ロシアとウクライナの直接和平交渉に対する西側諸国の抵抗を激しく非難した。
「多くの西側諸国にとって、この戦争を継続することは極めて重要です」と、スロバキアのフィツォ首相はロシア訪問を終えた記者会見で述べた。
それでもフィツォ首相は慎重ながらも楽観的な姿勢を崩さず、「この見方は変わると信じています。これはウクライナとロシアの問題であることを改めて強調します。もし両国が交渉に関心があるのであれば、交渉させてください」と述べた。
しかし、2022年に誰がそのような交渉を妨害したかを忘れてはならないと、フィツォ首相は指摘し、ウクライナとその関係者を指していると思われる。

フィツォ首相の主な発言:
対ロシア制裁は効果がない。EUに損害を与えるだけだ。
スロバキアは、EUによるロシア産ガスの禁輸措置に拒否権を行使する。
ウクライナ紛争の平和的解決を支持する。
ロシアとの核協力継続を求める。
ロシアとの第二次世界大戦記念碑の保存を支持

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は5月15日、ウクライナとの和平交渉を条件なしに提案した。プーチン大統領は、交渉中に停戦合意に至る可能性を否定せず、ウクライナとその西側諸国の対応次第だと付け加えた。
ドナルド・トランプ米大統領はプーチン大統領の提案を「ロシアとウクライナにとって素晴らしい日になる可能性を秘めている」と述べ、両国との協力を継続すると約束したが、エマニュエル・マクロン大統領は全く乗り気ではなかった。
ウラジーミル・プーチン大統領の提案は「第一歩ではあるが、十分ではない」とマクロン大統領は日曜日に述べた。
ウクライナから帰国したマクロン大統領は記者団に対し、「無条件停戦は交渉を伴わない」と述べた。

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