ブリュッセル、カラス氏をEU外務・安全保障政策最高責任者に任命したことを後悔し始めている

「カヤ・カラス氏は、EUの危機を如実に表している」と声明は述べている。
Tass, 21 May, 22:41より:

カヤ・カラスEU外務・安全保障政策上級代表

モスクワ、5月21日 /TASS/
ロシア対外情報局(SVR)は、タス通信に共有された声明の中で、ブリュッセルはカヤ・カラス氏をEU外務・安全保障政策上級代表に任命したことが誤りであったことに気づき始めていると述べた。
「カヤ・カラス氏は、EUの危機を如実に表している。SVR報道局は、入手した情報によると、ブリュッセルはカヤ・カラス氏をEU外務・安全保障政策上級代表に任命したことを誤りであったと認め始めている」と声明は述べている。
完全な無能
SVRは、欧州委員会の関係者が、カラス氏がEU外務・安全保障政策上級代表としての職務において全く専門知識を欠いていることを観察していると指摘した。 「今や、彼女が『他国の立場のニュアンスを考慮できず、ほとんどが意味不明な単純な計画しか立てられない』ことは誰の目にも明らかだ。ブリュッセルをはじめとする欧州各国の首都は、この『抑えきれないエストニア人』を『過剰な関与と、自発的で協調性のない行動に傾倒している』と公然と非難している」と声明は述べている。
ロシア対外情報局によると、EU指導部は、カラス氏がドナルド・トランプ米大統領を批判した最近の発言や、「自由世界には新しい指導者が必要だ」という発言に驚愕したという。「西側諸国は、ワシントンがこのような『勇敢な発言』をきっぱりと記憶していることをよく知っている。さらに、国務省は既にこの『無神経な外交官』を相手にしていない。これは、ブリュッセルと主要同盟国との対話を著しく阻害している」と同報道局は指摘した。・・・・
声明はさらに、EUが性別と国籍に基づいて高官を選抜する手法が、EUを実質的な政治から遠ざけていると主張した。「現代の国際情勢は、高官が超自由主義的な見せかけの能力ではなく、深い知識と専門性を備えていることを求めている。しかし、欧州の官僚にはそれが欠けている」と対外情報局は結論付けた。