ラブロフ外相、現指導者の下では、ドイツとヨーロッパは「第四帝国」へと堕落しつつある
ロシア外相は、一例として、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が防衛費として8000億ユーロを調達する計画を想起した。
TASS 1 AUG, 07:19より:

モスクワ、8月1日。/TASS/
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、日刊紙ロシスカヤ・ガゼータへの寄稿で、ドイツは他のヨーロッパ諸国と同様に「第四帝国」へと堕落しつつあると述べた。
「これは歴史的な出来事を想起させる。現在の指導者たちの手によって、現代ドイツとその他のヨーロッパ諸国は第四帝国へと変貌を遂げつつある。状況は極めて憂慮すべきものであり、欧州安全保障協力機構(OSCE)は何の助けにもならないだろう」と、ラブロフ外相は「ヘルシンキ条約50周年:期待、現実、そして未来」と題する記事の中で述べた。
ロシア外相は例として、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が防衛費として8000億ユーロを調達する計画を挙げた。
「この問題に関する最近の発言の大部分はドイツ首相によるもので、彼はドイツの軍備増強、徴兵制の復活の検討、そしておそらく第一次世界大戦と第二次世界大戦前のように、ドイツ連邦軍をヨーロッパ最強の通常軍へと変革することを訴えている。国防大臣もこれに呼応し、ロシア兵の殺害も辞さないと表明している」とラブロフ外相は記している。