米国による制裁強化はグローバル・サウスの主権を侵害している ― ロシア外交官

ワシントンは、進化する多極化世界構造における覇権の喪失を受け入れることができず、自らの立場を維持するために新植民地主義政策を追求し続けていると、マリア・ザハロワ氏は述べた。
TASS 5 AUG, 00:01より:

ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ

モスクワ、8月4日/タス通信/
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は米国による南半球諸国への関税障壁強化は、各国の主権を直接侵害し、内政干渉に当たると述べた。
ワシントンは「多極化する世界構造の中で覇権を失うことを受け入れられず、自らの地位を維持するために新植民地主義政策を継続し、国際舞台で自らの進路を譲ろうとしない者に対して、政治的な経済的圧力手段を用いている」とザハロワ氏は述べた。
米国のこのような政策は、各国の国家主権を直接侵害し、内政干渉を試みるもので、経済成長の減速、サプライチェーンの破壊、そして世界経済の分断を招いていることは言うまでもない」とザハロワ氏は強調した。