フランス、ウクライナの将来は「ウクライナ人抜きには決められない」と発言

「欧州の人々も、自らの安全が危機に瀕しているため、必然的に解決策の一部となる」とエマニュエル・マクロン仏大統領は述べた。
AA.com 09.08.20259より:

マクロン仏大統領は土曜日、ロシアとの戦いにおけるウクライナへの支持を改めて表明し、ウクライナの将来は「ウクライナ人抜きには決められない」と述べた。
マクロン仏大統領は、ウォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領、フリードリヒ・メルツ・ドイツ首相、キール・スターマー英首相との電話会談で、フランスのウクライナへの支持を改めて表明した。
マクロン仏大統領は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相、英国のキール・スターマー首相との電話会談で、フランスのウクライナへの支持を改めて表明したと述べた。
マクロン仏大統領は、団結の精神に基づき、有志連合の枠組みの中で行われている活動を基に、ウクライナを支援する決意は変わりないと述べた。
「ウクライナの未来は、3年以上も自由と安全のために戦ってきたウクライナ国民抜きには決められない」とマクロン大統領はXで述べ、2022年2月に始まった現在の戦争に言及した。
この発言は、ドナルド・トランプ米大統領が金曜日、和平合意の達成のために「領土の交換はある程度行われるだろう」と述べたことを受けたものだ。
マクロン大統領はさらに、「欧州の国々も、自らの安全が危機に瀕しているため、必然的に解決策の一部となるだろう」と付け加えた。
英国政府は声明で、ゼレンスキー大統領との電話会談で、スターマー外相は、英国のデイビッド・ラミー外相と米国のJ・D・ヴァンス副大統領が主催する、土曜日に開催される欧州、ウクライナ、米国の国家安全保障顧問会議に期待を寄せたと述べた。
声明によると、両氏は、この会議が公正で永続的な平和の確保に向けた進展を議論する上で重要な場となることで一致した。
両首脳はトランプ大統領の戦争終結への意欲を歓迎し、戦争終結のために「(ロシアのウラジーミル・)プーチン大統領への圧力を継続しなければならない」ことで合意した。
スペインのペドロ・サンチェス首相も、土曜日にウクライナ大統領と電話会談を行い、現地の最新情勢について協議した欧州各国首脳の一人だ。
サンチェス首相はXで、「ウクライナの独立と主権を尊重する公正かつ永続的な平和を達成しなければならない」と述べた。
サンチェス首相はさらに、「ウクライナ抜きでウクライナの問題はあり得ない。我々は団結し続けなければならない」と付け加えた。