ゼレンスキー氏のアラスカ訪問は不要 ― ウクライナ元首相

ニコライ・アザロフ氏は、ウラジーミル・ゼレンスキー氏は操り人形であり、何も決めず、言われたことだけを実行していると指摘した。
TASS 14 AUG, 12:34より:

ウクライナ元首相ニコライ・アザロフ氏

モスクワ発 8月14日 タス通信。
ウクライナ元首相ニコライ・アザロフ氏(2010年~2014年)は、アラスカで予定されているロシアと米国の大統領、ウラジーミル・プーチン氏とドナルド・トランプ氏による会談に、ウラジーミル・ゼレンスキー氏が同席する必要はないと、タス通信に語った。
「もし私が、そして私の決定権を持っていたら、彼を招待しなかっただろう。なぜなら、彼は操り人形だからだ。彼は何も決めず、言われたことだけを実行している」とアザロフ氏は述べた。
アザロフ氏によると、トランプ氏は、首脳会談で下される決定をゼレンスキー氏に実行させるだけの十分な手段を持っているという。
ドナルド・トランプ米大統領は8月8日、ロシアのプーチン大統領と8月15日にアラスカで会談したいと述べた。会談の日時と場所は後にロシア大統領補佐官のユーリー・ウシャコフ氏によって確認され、同氏は、露米大統領はウクライナ危機の永続的な解決に向けた選択肢について協議することに焦点を当てると述べた。同氏によれば、クレムリンは両首脳がアラスカでの会談後、ロシア領内で会談することを期待しているという。
8月12日、複数の関係筋がタス通信に対し、ゼレンスキー大統領は米露首脳会談の開催地となるアラスカには来ない見込みだと確認した。