フランスの失政にあえぐマクロン大統領、不支持80%でも権力の座にしがみつく、石破のフランス版?

世論調査で有権者の80%がマクロン氏を信頼していないにもかかわらず、権力の座にしがみつき、来週の議会でバイルー首相が信任投票に敗れた場合、解散総選挙は実施しないだろう。
THE GATEWAY PUNDIT Sep. 4, 2025 1:40 pmより:

フランスのエマニュエル・マクロン大統領とフランソワ・バイルー首相

マクロン大統領は、自ら権力を手放すことは決してないだろう。
不人気なフランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ウクライナ紛争の和平プロセスに介入し、それを阻止しようと、数え切れないほどの会合や首脳会談を主催している。しかし、国内では、有権者と共和国議会の両方において、暗い見通しに直面している。
ゲートウェイ・パンディットでは、フランソワ・バイルー首相が9月8日に信任投票を実施し、予算案の膠着状態を打破しようとしたことで、フランスが再び政治危機に陥ったことを報じてきた。
今日、マクロン大統領は、来週の信任投票で(予想通り)バイルー首相が敗れた場合、解散総選挙を実施しないだろうという噂が浮上した。・・・・・

フィガロ紙の世論調査によると、フランス国民の80%は、失脚するマクロン大統領を信頼していない。

しかし、マクロン氏の支持率は歴史的な低水準にまで低下しており、同氏がどのようにして少数派政権を維持できるかは未知数だ。
RTは次のように報じた。
「フランスのエマニュエル・マクロン大統領の支持率は、2017年の就任以来最低に落ち込み、国民の80%がマクロン氏を信頼していないことが、新たな世論調査で明らかになった。
フィガロ誌の依頼で実施され、水曜日に発表された新たな世論調査によると、マクロン氏を支持する回答者はわずか15%だった。約8割がマクロン氏のリーダーシップに否定的な見解を示し、残りの回答者は明確な回答を示さなかった。そのため、マクロン氏への支持率は、2018年に燃料税と経済格差をめぐって勃発した大規模な反政府運動「黄色いベスト運動」の時よりも低いものとなった。」